簡単な破産と大変な破産
破産の手続で、大変な場合とそうでない場合とがあると聞きましたが、どこが違うのでしょうか?
弁護士からのアドバイス
破産手続には、「大変な破産」と「簡単な破産」とがあると言われています。
大変な破産事件とは、複雑だったり、問題があったりする場合に、裁判所が破産管財人を選んで行います。
破産管財人は、破産する方の財産を調査したり、土地や建物を売ってお金に変えて債権者に配当したりしていきます。
このような事件を管財事件と呼びます。
これに対して、簡単な破産事件は、同時廃止事件といわれるものです。
消費者で財産が少ない人については、わざわざ破産管財人を選ぶ必要がないことも多いので、その場合には手続を省略して簡単な手続(同時廃止)で行います。
文章では分かりにくいので、YouTubeに動画をアップしました。↓
動画で使用している表は、こちらからもご覧いただけます。
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