皆様、G.W.いかかお過ごしでしょうか。
私は、暦通りに本日出勤し、書面を作成しています。
今日は、裁判の期日も、ご相談もないので、普段着での写真です。
依頼を受けた方と雑談をしていると、「ホームページに顔写真があった方が初めて相談するときに安心する。」というご意見を良くききました。
そこで、事務所のホームページには背広姿のきちんとした写真をのせることにしました。
G.W.だからこそ写真を撮る余裕があったとは思います。
お休み前は、本当に沢山のご相談・ご依頼を受けました。
お休み前に、内容証明や訴状など頑張って作成してしまったので、休み明けからは、それへの対応で忙しくなりそうです。
仕事をたくさんいただいて忙しい分には、嬉しい悲鳴ではあります。
さて、最近、市町村や弁護士会の法律相談などで、ご相談を受けていて、「増えているな~」と実感するのが浮気に伴う慰謝料請求です。
このご相談、少し前だと、証拠が無いので請求ができない事案のご相談が多かったです。
このような時は、ご相談される方の話をお聞きしていると、細かい事実の描写からして、本当に浮気の事実はありそうだと私も思います。
でも、裁判になると証拠が全てです。
なので、本当に気の毒に思うのですが、ある程度の証拠が無い以上、仕事としてお引き受けすることは難しいとしてお断りしていたんですね。
ところが、最近のご相談では、訴訟でもある程度は立証できそうな事案のご相談が増えているんですね。
証拠として、典型的なのが、探偵会社の調査報告書、携帯メールの内容、本人が浮気を認めた念書(署名入り)などです。
法律相談の時にこれらを持参して、「慰謝料を請求したい」と言われる方が多いような気がします。
これは、インターネットで、法律事務所や探偵会社が、浮気による慰謝料請求が可能であることを説明していることもあるかもしれません。
最近のHPでは、慰謝料の金額、証拠として必要なものまで詳しく説明しているものも多いですよね。
弁護士側からすれば、証拠がしっかりしていれば、慰謝料請求についてはやりやすいことは確かです。
ですから、仕事としてお引き受けするケースも増えているように思えます。
ということは、世の中ではニーズが多いということでしょうから、機会があったら、浮気の慰謝料請求についても、ご説明していきたいと思います。
結婚している人の浮気が多いというのは、世情としては良いことなのかどうか・・・
「弁護士って、世の中に問題が無いと要らない存在なのかもしれないなあ」と思う今日この頃です。
「不倫と慰謝料」の過去ブログ記事についてはこちらをご参照ください。