今日のタイトルはなんだと思いますか?
お金を借りようとする人が、友人・知人に保証人(ほしょうにん)になってもらう時に言う決めゼリフがこのタイトルなんですね。
保証もりっぱな契約です。
そして、その契約は、お金を貸す人(債権者~さいけんしゃ)と保証をする人(保証人〜ほしょうにん)との間の契約なんです。
債権者と保証人との契約?
あれ?何かおかしいと思いませんか?
そうです。
お金を借りる人(債務者〜さいむしゃ)が出てこないんです。
つまり、皆さんのお友達が「あなたには絶対メイワクかけないから・・・」と言って差し出した書類に署名する時、そのお金を借りるお友達は保証の契約の当事者じゃないんです。
なので、「メイワクをかけない」との言葉は、当事者であるお金を貸す人が関わってこないかぎり、法的にはほとんど意味がありません。
つまり、後から皆さんのお友達が夜逃げしようと破産しようと、皆さんは保証人としての責任を果たさなければなりません。
しかも、皆さんに差し出される書類の署名する所には、「連帯保証人(れんたいほしょうにん)」と必ず書いてあります。
連帯がつくとどれだけ恐ろしいのでしょうか?
これは、また「『連帯』保証の恐怖」の項目で。
「契約のお話」の過去ブログ記事についてはこちらをご参照ください。