涼しい日や暑い日が予測なく来るので、半袖と長袖の選択を間違えて「しまった!」と思うことが多い毎日です。
アメリカでは、相変わらず恐ろしい銃乱射事件が起きていますが、それでも銃規制は簡単には進まないようです。
銃に関する団体が強い影響力を政党に及ぼしていることや、「攻撃する方が銃を持っていれば、守ために銃を持たなければ命が危ない」という現実があるので、色々と難しいのでしょう。
さて、先月の25日に、静岡商工会議所でホームページ制作支援セミナー2017のパネリストにお呼ばれして行ってきました。
今年、ホームページの最優秀賞をとった清水銀行と、優秀賞をとった9社の中の3社(おでんやおばちゃん、駿河工房㈱、花みずき法律事務所)に選んでいただいたとのことで光栄でした。
65人くらいの経営者や営業担当者の方の前でお話するということで、「下手な話はできないな」と一生懸命準備していきました。
本番では、清水銀行、駿河工房㈱のお話も非常に参考になりました。
ただ、皆さんに面白いと思って頂けるホームページとしては、やはり「おでんやおばちゃん」だと思います。
静岡県外の方もご覧頂いていると思うので、しぞーかおでんについてまずご説明しておきます。
静岡では私の子供の頃から駄菓子屋でお小遣いでおでんを買って食べるのが普通でした。
そのおでんのスープは非常に黒い色で、具としても牛すじや黒はんぺんという珍しいものが入っていました。
もちろん、私は静岡が日本の標準だと信じて疑わなかったので、器の底まで見えるようなスープや牛すじも黒はんぺんも入っていないおでんというのは理解の範囲外でした。
後に、大学に進学して東京で一人暮らしをするようになって、「黒はんぺん」と言ったら、友人から「はんぺんに白も黒もないぞ」と言われて驚いた記憶があります。
静岡って中途半端に東京に近いので、自分たちが日本の標準だと誤解することって結構あるんですね(笑)。
ということで、今では有名になってきた「しぞーかおでん」のお店が沢山はいっているおでん横丁というのが静岡市内にあります。
私が以前勤務していた法律事務所がその横丁の真ん前で、何時も夕方6時頃になると楽しそうに横丁で飲んでいる人たちを見ながら「いいな~」と思いながら仕事をしていました。
その横丁に出店しているお店の一つが「おでんやおばちゃん」です(よかったらクリックしてホームページをのぞいてください)。
見ていただいて、色々な楽しい工夫がされていて、それがまた行ってみたいという気持ちにさせるところがいいですね。
世界共通の日本の文化であるマンガを上手くつかっているところ、静岡の横丁のおでんやさんが多言語を使っているところ、アイデアが面白いです。
海外の方も来られるようですが、意外にもお酒を飲まないのだそうです。
おでんは食べるもので、お酒のつまみではない」という感覚のようです。
そこは日本人とちょっと違うところですね。
アクセスのところでも「静岡駅からスキップ12分」となにげに書いてある言葉も楽しいです。
私の事務所の場合、スキップして来られる方はほとんどいないと思うので、決してマネはできませんが・・・
ただ、多言語化とまでは言わなくても、日本でユーザーが多い外国語のページは法律事務所でも作ってもいいかもしれません。
お店のマスターとお話したところ、結構「思いつきで」なんて言われていたので、やはりアイデアマンということなのでしょう。
今度、私も是非お邪魔してみようかと思います。
お店に興味をもたれた方は、是非おでんをつまみに一杯。