忙しいのを言い訳に、ブログの更新を怠けてしまいすみません。
前回、駐車場のご案内をしたばかりなのですが、本日、さくらいパーキングの方が来て、5月一杯で駐車場の営業をやめるそうです。
せっかく、ご縁ができたのに、本当に残念です。
6月からは代わりの駐車場のご案内をしたいと思っており、今、準備中です。
確実になったら、ブログとHPの両方で告知しますね。
さて、弁護士の選び方の途中ですが、弁護士のタイプについて、自分も含めてご紹介したいと思います。
皆さんは、弁護士を探す時に、料金面以外では、どんな基準で探しているでしょうか?
女性に話を聞くと、「話しやすくて、自分の気持ちを分かってくれる弁護士」というご回答が多いようです。
これに対して、男性だと、「憎い相手を叩きのめしてくれる頼りがいのある弁護士」というご回答を良く聞きます。
感性が豊かな女性は、自分に共感してくれるかどうかは大切なポイントのようです。
これに対して、男性は、成果が出せそう=頼りがいがありそう=自分のために闘ってくれる弁護士という点にポイントをつけているような気がします。
さて、私がどちらかのタイプかというと、初対面の方から見れば、間違い無く前者でしょうね。
自分でも比較的温厚(実は、反論されたことが結構あります・・・)だと自信を持っていますし、感情的になるのを極めて嫌う性格なのは間違い有りません。
ですから、男性の方からは、「先生は話しやすいのは良いんだけど、優しすぎて相手に押し切られちゃうんじゃ無いですか?」と聞かれることも多々あります。
弁護士になりたての頃は、ムキになって否定していましたが、最近では「う~ん。そう見えますか?」程度の返事をするに止めています。
確かに、交渉・調停・訴訟の準備手続などで机をバンバン叩いたり、相手を睨み付けて威嚇したり、大声で怒鳴ったりして闘うという方法を、私は一度も取ったことがありません。
もし、弁護士にそのような方法を求める依頼者の方であれば、私より他の弁護士の方が合うのではないかとは思いますね。
さて、それではそんな私に事件を頼んでも大丈夫なんでしょうか。
それは、もう依頼者の方に判断していただくしかありません。
自己分析だと、仕事でのギリギリの勝負は相当しているとは思ってはいるんですが、それが見えやすいかというとそうではないんでしょうね。
サッカー日本代表で言うと、長谷部タイプと言えるかもしれません。
少なくとも、本田やゴン中山タイプではないことは確かです(笑)。
その割には、意外と思われるでしょうが、私の事務所の事務員や20数年来の友人達が口をそろえて言うのは、
「この頑固者!」
「危ないことをやり過ぎ」
ということです。
もう、耳タコ状態です。
何を指してそんな事を言っているのかと言えば、
例えば、何の保証も無いまま、家族にも友人にも一切相談せず県庁職員を突然辞めて弁護士を目指した時とか
暴力団を脱退したいと訪れた若者と母親の依頼を受けて、さる有名武闘派暴力団の組長の自宅あて、私の個人名で(もちろん「弁護士」の肩書きはつけていますが)、「私の依頼者は、貴組(笑)を脱退するので、一切の接触をしないでいただきたい。」と書面を送りつけた時とか
自分1人しか事務所にいない休日を選んで、ヤミ金の担当者を事務所に呼びつけたりとか
精神疾患が原因で理不尽な言動を繰り返した上、電話口で怒鳴り続けていた相手当事者を「それなら事務所に来て言いなさい」と事務所に呼び出してみたり
などなどです。
でも、人生や仕事で勝負するのが好きなことは確かで、事務員や友人の言うことも当たっており、何も言い返せません。
この自分でも奇妙だと思う性格を、弁護士としてどう生かしていくかということを、夢の中でも自問自答しながら、生活している毎日です。
とにかく、日々勝負することで、少しずつでも、弁護士としても、人間としても、成長していけるよう努力していきたいというのが、私の最大の目標です。
こんな弁護士で良かったら、ご相談いただければ幸いです。
「弁護士のお話」の過去ブログ記事についてはこちらをご参照ください。