【相談前のお悩み】
「以前友達の保証人になりましたが、友達が支払いをしておらず、私のところに取り立ての連絡が何度も来るようになって、夜も眠れません」
【弁護士のアドバイス】
1 「取り立ての電話は、私が対応しないといけないのでしょうか?」
保証人になると保証債務という債務を負うことになるので、債権者に対応することは必要です。
もっとも、弁護士へご依頼いただければ、弁護士からの通知で取り立ての電話は止まります。
取り立てが厳しい債権者については、FAX番号が分かっていれば、お引き受け後にすぐにFAXで通知します。
2 「支払わないといけないのでしょうか?」
保証人になっている以上、支払う義務を負うことになります。
ただ、保証した額が高額でご自身の収入や財産では到底支払いができない場合には、自己破産で支払の免除を受けたり、個人再生で支払額を減額したりして、問題を解決することができます。
3 「保証人の変更はしてもらえないのでしょうか?」
保証の契約は、貸主と保証人との間の契約なので、貸主が承諾するような保証人と交代するのであれば、可能性はあります。
ただ、債務者である友人が支払っていない状況で、保証人になってくれる人は通常はいないので、保証人の変更は難しいことが多いです。
【相談・依頼後の感想】
「どうすればいいのかわからず、悩み続けていましたが、弁護士と相談して保証債務の解決方法が分かりました。依頼して、取り立てもなくなったので、気持ちが楽になりました。」